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技術志向のNISSHA

専攻を生かす

※掲載されている部門名は2010年3月末時点のものです。

電気:丸山 潤

コーポレート技術部門 システム開発部 回路設計G
京都大学 工学部 電気電子工学科
2008/4/1 入社

大学時代の研究内容

学生時代は可搬型のレーザレーダを用いた水蒸気分布の測定に関する研究を行いました。例えば、北海道登別の火山湖に出かけて立ち上る噴気にレーザを当てて水蒸気分布を測定し、火山湖の水温・風向などとの相関を調査しました。氷点下の冬山で凍えながら恩師や先輩方と甘酒を飲んだことは良い思い出になりました。

現在の仕事内容

私が所属するメカトロニクス部は、印刷や印刷技術に関わる世の中に無い装置を作る部門です。部品一つ一つの機械図面や電気図面をイチから引き、それらを組み合わせて装置を作り上げたり、NISSHAの新規技術を具現化するためのデモ機を作成することもあります。私は現在、主に静電容量方式タッチパネルの検査機をPCで制御するソフトウェアの作成を担当しています。NISSHAでは電気・電子系出身の社員は人数が少ないため重宝されます。さまざまな仕事にチャレンジでき、また学生時代に学んだことも生かせる、とてもやりがいのある職場です。

就職活動中の学生へのメッセージ

誠実な人であればどこで働いても大丈夫ですし、良い職場に巡り合えると思います。誠実になれるように自己鍛錬に励み、自分を育ててくれる友人や先輩、家族のことを大切にすると、とても良いでしょう(できていない自分へのメッセージです)。
また、学生のうちに自分の専攻分野の基礎をしっかり勉強されることをお薦めいたします。

Work Style

化学:濱井 健太

産業資材・電子事業本部 産業資材技術本部 生産技術部 箔改良G
広島大学 工学研究科 物質化学システム専攻(院)
2006/4/1 入社

大学時代の研究内容

大学、大学院と化学工学を専攻しており、研究室では高分子ゲルという高分子が架橋されて入り組んだ網目構造を持つ重合体について研究していました。その中でも特に感温性ゲルと呼ばれ、低温で吸水、高温で離水するように温度に応答して親・疎転移するものを用いて検討を行っていました。

現在の仕事内容

複雑な3次元形状の加飾が可能なNissha IMDにおけるIMD箔の改良、開発を担当しています。IMD箔のフィルムやそれに印刷する機能層、色柄層(意匠層)中のインキについて、ラボスケールでの実験から実機テスト、量産フォローまで行っています。
私の場合、大学時代の研究内容が直接現在の仕事に生かされることは少ないですが、ラボテストでは化学の知識が必要ですし、全体的な仕事の流れにおいては大学の研究室で学んだ実験の進め方、取り組み方、そして物事のとらえ方はかなり生かされていると思います。

就職活動中の学生へのメッセージ

就職活動とはお見合いみたいなものと感じています。そして、お見合いが成立して一度会社に入ったら、人生の半分以上は会社で過ごすことになるでしょう。そのくらいのつもりで自分に合う会社を探すべきだと思います。徹底的に、気の済むまでとことん就活してください!

Work Style

機械:池元 直

産業資材・電子事業本部 電子技術本部 生産システム部
関西大学 工学研究科 システムデザイン専攻(院)
2008/4/1 入社

大学時代の研究内容

「レーザ直接描画装置を用いた回折光学素子の作製」をテーマとし、研究を進めていました。簡単に言えば、レーザ光を用いてSiO2基板上に微細加工を施すことにより、さまざまな用途に使用できるガラスができ上がるというものです。

現在の仕事内容

現在は生産プロセスに関わる仕事をしています。生産機器のプロデュース、生産機器のメンテナンス、冶具設計などを主に行っています。機器のプロデュースに関しては、さまざまなサプライヤーとの打ち合わせにより、NISSHAのオリジナル機器を作製する仕事です。また、高品質な製品を毎日効率よく生産していくために、機器の不具合を直していくメンテナンス作業、CADを用いた図面作製が詳細となります。どんな作業をするにしても考えることが非常に大事です。学生時代、研究中に培った考える力が自然と生きているのを感じます。

就職活動中の学生へのメッセージ

研究内容をフルに生かせる仕事はそんなに多くは無いと思います。また、会社に入ってから学ぶことの方が沢山あります。私は、与えられた仕事に対してやりがいを見つけ、楽しさを見つけていくことが非常に重要だと思います。専攻を生かせれば最高ですが、新しい分野で仕事することも非常に楽しいことですよ。

Work Style

材料:德野 勝己

コーポレートR&D本部 新技術開発二G
京都大学 工学研究科 材料化学専攻(院)
2004/4/1 入社

大学時代の研究内容

大学時代は主に材料解析化学という分野の研究をしていました。既存の有機溶媒の代わりに環境によりやさしい溶媒として超臨界水(要するに高温、高圧状態の水)を用いて、クロマトグラフィー分析に代用できないか?という研究をしていました。

現在の仕事内容

電子ディバイスに用いられる、新規機能性材料の開発に携わっています。最終製品からは、一番遠いところのものを扱っているので、いかにお客さまが望んでいる機能が出せるか?途中の工程や、市場で不良が出ない設計になっているかを想像し、考えながら開発を進めています。開発を進める上で非常に重要になってくるのが、いかに市場のニーズに合ったポイントを解析できるか?不良となる原因をどの様に?どの装置で解析するか?を素早く、的確に決定することであり、大学時代に得た、広い解析技術に関する知識が非常に役に立っています。

就職活動中の学生へのメッセージ

新規技術といっても、大半は何かの技術と何かの技術の組み合わせです。その組み合わせは無数にあり、むしろあまり関係の無い専攻との組み合わせの方がより新しく良いものが生まれるかもしれません。大事なのは「何をやってきたか?」ではなく、会社に入って「何ができるか?」を考えることだと思います。

Work Style

  • 技術を語る
    • 「印刷」を基盤に培った先進技術
  • 固有の技術
    • NISSHAの5つの固有技術
  • エンジニアの領域
    • 専攻を生かす