IMD(成形同時加飾転写システム)は、自動車業界では、Nissha IMD-TypeTRという呼称がポピュラーです。
これに対し、IML(成形同時加飾インサートシステム)は、Nissha IMD-TypeSとNissha IMD-TypePの2種類のことを指します。
TypeTR、TypeS、TypePの三者の違いは、フィルムの厚みで、取り扱うフィルムの厚みにより工法・工程が変わってきます。TypeTRでは成形時、フィルムの絵柄等を成形品に転写しますが、TypeS、TypePでは、絵柄等が印刷されたフィルムごと成形することで、加飾します。
IML
IML (Nissha IMD - TypeS) 技術解説
Type-SはIMDから派生したNissha独自のシステムです。IMDとの大きな違いはフィルムの厚み。フィルムを厚くすることで、より高い絞り性を実現し、より複雑な3D形状の樹脂製品への鮮明な絵柄の加飾を可能にしました。
IML(Nissha IMD - TypeS)成形工程

IML (Nissha IMD - TypeP) 技術解説
Type-PはIMDから派生した工法のなかで最も厚いフィルムを扱うシステムです。あらかじめ加飾、フォーミング、カットされたフィルムを成形金型内に挿入する工法で、複雑な形状への加飾に最も適しています。さらにアクリルフィルム表層の採用により、高い物性と深みのある高品位な外観(つや消し処理も可能)との両立を実現しました。
IML(Nissha IMD - TypeP)成形工程

実例紹介

リッドアウターパネル

シフトインディケーターパネル