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Peratechとの新塗布材料使用に関し独占的ライセンス契約締結

世界初のフォースセンサー開発に成功

2010年2月4日

日本写真印刷株式会社

日本写真印刷株式会社(以下、日本写真印刷 )は、Peratech Limited(以下、Peratech)と新塗布材料使用に関し独占的ライセンス契約を締結しました。また、この塗布材料を用いて世界初のタッチパネルでのフォースセンサーの搭載に成功しました。

契約の概要および材料の特徴
契約締結日 2009年7月9日
契約の概要 ワールドワイドに販売する一定の面積以下(3.5インチX5.5インチ)のタッチパネルに塗布して使用する場合は独占的に材料供給を受ける。
契約締結に至った経緯 今後のさらなる当社のタッチパネル操作性向上を目指して、Peratechが感圧スイッチなどに応用していたQTC(Quantum tunneling composite)材料を組み合わせることで、2次元から3次元の検出(感圧検出)ができるフォースセンサー機能つきタッチパネル製品を約1年半かけて開発してきました。このたび、その実現性に目処がたったので、契約締結に至りました。
材料の特徴
  • QTC材料は新しい導電性の材料です。
  • QTCは荷重がかかっていない"オフ"の状態では、絶縁材料のように機能し、荷重がかかる"オン"状態では、金属材料のように抵抗値が低くなります。荷重がかかると、その荷重に比例して抵抗値が変化します。
  • 抵抗値の変化で、荷重を検出することが出来ます。
  • 荷重がかかっていない状態では電力を消費しないため、省電力化が図れます。
今後の展開 繊細な感圧検知が可能である点を生かして、携帯電話などのモバイル機器に搭載されるフォースセンサ付きタッチパネルを製造していく予定です。

フォースセンサーの特徴
特徴
  • 抵抗膜方式および静電容量方式のどちらの方式のタッチパネルでも搭載可能
  • 印刷方式で材料塗布ができるため薄型フォースセンサー搭載のタッチパネルの製造が可能

感圧の仕組み(*Peratech Webサイトより)

QTC材料は従来の導電性材料と異なり、針状の不規則な表面構造の金属粒子が絶縁層で覆われているような構造をとっています。

荷重によって得られる金属粒子間の距離の減少によって量子トンネル効果の原理により電流の流れる量が増加し、抵抗値が減少します。QTC材料の表面構造は量子トンネル効果による電流を流しやすくする効果を与えます。抵抗値の値から荷重が算出されます。

フォースセンサー搭載のタッチパネル構造

フォースを感知する層が従来のタッチパネルの最下層に配置されます。厚みの増加量はフィルムが2層追加されるのみで、薄型のフォースセンサー付きタッチパネルが提供できます。

参考
Peratech Limited社の概要
本社 Old Repeater Station 851 Gatherley Road Brompton on Swale Richmond North Yorkshire, United Kingdom
代表者 Philip M J Taysom, Christopher J Lussey

日本写真印刷株式会社
本社 京都市中京区壬生花井町3
代表者 代表取締役社長 兼 最高経営責任者 鈴木 順也
資本金 56億8,400万円
連結売上高 1,277億6,700万円(2009年3月期)

・掲載の内容は、発表時の情報であり、以後予告なしに変更されることがあります。計画・目標は、リスクおよび不確実な事実により、実際の結果が予測と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
・「NISSHA」および「Nisshaグループ」は、日本写真印刷株式会社とそのグループ会社の総称です。