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環境目標と活動実績

2009年4月に設定した環境目的は、2011年度までの3年間の全社環境目標です。2年目の2010年度は部や職場などの各活動単位が環境目標を設定し活動計画を作成して目標達成に取り組みました。売上高の低下にもかかわらず、電気およびガス投入量が増加したことにより、原単位目標(売上比)の多くが未達成となりました。
省エネルギー法の改正も契機となり、原単位目標見直しのために2010年度末に環境目的を改訂しました。新しい環境目的は2011年度から2014年度の4年間、全社で取り組む全社環境目標となります。

Nissha環境目的(2011年4月~2015年3月)

1. 地球温暖化防止 基準:2009年度実績平均値 ※基準は省エネ法に基づく
2014年度までに2009年度比5%以上のCO2排出率(原単位)削減を、全社で達成する
(1) 日本写真印刷および関係会社は、CO2排出率(原単位)を毎年 前年度比 1%以上削減
 (原単位は事業者(会社)ごとに設定する)
省エネ法「特定事業者」に該当する会社は、省エネ法で報告した原単位を基準とする
(2) 各部門は、業務改善(効率改善)、品質改善によるエネルギー削減
2. 廃棄物の削減
基準:2010年度実績平均値
2014年度までの廃棄物発生率(原単位)を、全社で5%以上削減する
(1) 廃棄物の発生抑制
支社・工場は、生産量などをベースにした原単位で、年間の削減目標を設定する
(各会社のCO2排出率原単位と同じ指標をベースに設定する)
生産部門は不適合品率の低減を目標にし、廃棄物の発生を抑制する
(2) 廃棄物の有価物化推進
支社・工場ごとに有価物比率の目標値を設定し、廃棄物の有価物化に取り組む
(3) ゼロエミッション(再生・再資源化率99.5%以上)を、全社で維持
支社・工場ごとに再生・再資源化率の維持基準を設定して実施する
3.有機溶剤の使用率低減
基準:2010年度実績平均値
(1) 生産部門及び開発部門でのPRTR対象物質(トルエン・キシレンなど)の使用率
{ (使用量又は購入量)/(生産量又は処理量) } を毎年2%以上低減
(2) 生産部門及び開発部門でのPRTR対象以外の有機溶剤の使用率
{ (使用量又は購入量)/(生産量又は処理量) } を毎年1%以上低減
4. 業務の中での環境保全活動
開発、製品設計、主材料や副資材の調達、生産、輸送、営業の各段階における環境への配慮
(1) 製品の環境配慮設計
(2) 環境に配慮したサービスの提供
(3) 環境に配慮した主材料や副資材、生産方法、物流の選択
(4) 環境に配慮した設備の導入

活動実績

廃棄物の削減再生・再資源化
Nissha「環境目的」
2009年度~2011年度目標
2010年度実績 評価
  • ゼロエミッション(再生・再資源化率 99.8%以上)
  • 廃棄物(有価物含む)/売上高の比率を5%以上低減
    (基準年度:2008年4月~ 9月平均)
  • Nissha グループ国内の再生・再資源化率 99.9% (目標達成)
  • 廃棄物量は削減できたが、売上高減少が影響し、目標達成できない取り組み単位があった。
×
  • 生産部門は不適合品率低減により廃棄物の発生抑制(Reduce)(数値目標は各生産部門で設定)
  • 年々厳しくなる製品外観基準や生産での高難易度製品への移行など作業内容の変化により目標を達成できない部門があった。
×
地球温暖化防止
Nissha「環境目的」
2009年度~2011年度目標
2010年度実績 評価
  • チャレンジ目標
    CO2 排出率(排出量/ 売上高)を5%低減する
    (売上高が5%増加しても、総排出量は増えない)
    ※オフィスは面積当たり(m2)で設定 
  • 2010年度Nissha グループ国内CO2 排出率 0.79
    2008年度に対し0.3 ポイント増加
    蛍光灯の間引きや省エネ機器導入などを推進したが、売上高減少、電気・ガス投入量の増加により目標を達成できなかった。
×
汚染予防
Nissha「環境目的」
2009年度~2011年度目標
2010年度実績 評価
有機溶剤の使用低減(基準:2008年4月~ 9月平均値)
  • NII の小ロット生産、高難易度製品への対応でのインキ使用量増加により目標を達成できなかった。
×
製造・開発による環境負荷低減
Nissha「環境目的」
2009年度~2011年度目標
2010年度実績 評価
環境負荷の少ない製造方法・原材料・副資材・梱包・流通の採用
  • NII 亀岡の副資材グリーン調達の実施
  • NPCのフィルムレスCTP の定着
環境に配慮した製品の開発
  • 「色素増感太陽電池」の開発・試作
  • 脱塩素箔の開発・量産化開始
お客さまに環境負荷の少ない製法・製品の提案
  • NCPにおける「紙を使用しないWeb 提案」の促進
  • 「Nissha 環境管理物質管理基準」改訂
上記以外
Nissha「環境目的」
2009年度~2011年度目標
2010年度実績 評価
業務の中で環境保全活動推進
  • 月1回のNissha 一斉ライト・ダウンの実施
  • Nissha主要サプライヤーに対する「サプライヤー監査」の実施
  • 各拠点に対する環境法規制内部監査の実施
  • NII 各工場における6S パトロールの実施
  • 小学校環境学習

フジバカマ(原種)の栽培

生物多様性保全の取り組みの一環で、藤袴(フジバカマ)の原種を入手し栽培に成功しました。藤袴はキク科の多年草で、環境省レッドデータブックでは準絶滅危惧種、京都府レッドデータブックでは絶滅寸前種に該当しています。計画通り9月から10月にかけて開花し、社内で展示することで、生物多様性保全について社員の知見を広めるように取り組みました。

京都本社構内で開花した藤袴

京都本社構内で開花した藤袴

藤袴の社内展示

藤袴の社内展示