2010年度環境保全コストは約1,330百万円で、分類の中では事業エリア内コストが約75%と最も高い割合を占めました。中でも産業資材事業の生産を担うNIIの3工場で発生した費用が最も多く、2010年度に設置したVOC燃焼除去装置や製版棟スクラバー装置などの大型設備の減価償却費が費用の中心となっています。工場増設にともなう環境変化点に対応したことで、環境関連法順守に努めています。事業エリア内コストに次いで割合が多かった研究開発コストは約15%を占めました。主な内訳は、含有化学物質分析装置に関連した費用および人件費です。管理活動コストは約7%を占めていますが減少傾向にあります。
環境保全コストのほとんどが費用で、中でも環境除害施設で発生した減価償却費と固定資産税の合計額が約46%に達しています。次いで設備の維持費や管理費など外部への支払い費用が約29%と多く、人件費は約20%を占めました。上・下流コストは2010年度から取り組みを始めたサプライヤーマネジメントグループの活動費から、主に算出しました。
今回の集計範囲を従来までの本社単体ではなく、国内拠点全域を対象にしました。
次年度以後も引き続き環境会計を作成していく考えですが、環境関連法規制等を順守するための維持的なコストと、積極的に環境負荷を下げる(環境目的・目標達成の)ためのコストに区分するなど有意義な環境会計作成に努めます。
環境保全コスト(事業活動に応じた分類)
集計範囲: Nissha国内
単位: 千円
単位: 千円