安心・安全で高品質な製品をお届けすることは、ものづくり企業であるNISSHAにとって最も重要な使命です。製品の機能や仕上がりの美しさだけではなく、安全性も含めた総合的な品質を提供するため、NISSHAはさまざまな取り組みを進めています。
品質方針
ものづくり企業であるNISSHAにとって、工場で製造される製品品質の向上が最重要課題であることはいうまでもありません。お客さま要求事項にお応えすることを通して、エンドユーザーである一般消費者の皆さまの信頼に、常に応えていく使命があると考えています。 NISSHAは品質の維持・向上が社会に対する重要な責任であるという認識のもと、1997年に「品質方針」を制定。 経営の最重要課題として、品質についての基本的な考え方を全社に示しました。
品質方針
お客さまの信頼と満足を得る品質を経済的に提供することにより、広く国際社会に貢献する。
- 品質マネジメントシステムを確立・維持し、その有効性を継続的に改善する。
- お客さま要求事項及び該当する法令・規制要求事項を満足する製品を提供する。
- 品質目標を経済的に達成し、お客さま満足を獲得する。
NISSHAの品質保証体制
お客さまに安心していただける製品を提供するため、NISSHAは全社をあげて品質保証の取り組みを進めています。
産業資材・電子事業本部では、お客さまのお問い合わせに的確かつ迅速に対応するために品質保証体制を整えています(下図)。お客さまのご要望は窓口である営業がおうけし、すぐに品質統括本部へ報告されます。そして、品質保証部の主導で関連部門と対応策が検討され、品質管理部から各生産拠点へ指示がだされます。生産拠点ごとにもうけられている品質管理グループがその内容をうけて迅速に対応。NISSHAからお客さまへ“24時間以内のFirst contact” を実現しています。また、これらの情報はデータベース化され、社内関係者間で共有、調査や対応の進捗状況がWeb上で迅速に確認できるシステム(NQR:ニッシャ・クオリティレポート)も運用されています。
一方、お客さまとの定期的な品質会議も開催し、最適な品質保証活動に取り組んでいます。そして、お客さまの近くでスピーディーな対応を実施するため、中国の上海・北京・深圳、インドのチェンナイにクオリティマネジャーが駐在しています。さらに欧州や北米拠点の代表者もあわせた社内オンサイトミーティングを行い、お客さまのご要望に常に耳を傾けています。

情報コミュニケーション事業本部では、品質保証部の主催で品質管理委員会を定期的に開催し、お客さまからの品質に関するお問い合わせや今後の対応について、熱心に協議しています。同時に、社員一人ひとりの品質に対する能力・スキルアップのため、さまざまな社内品質教育を実施しています。若手社員に対する基礎的な工程教育、復刻事業といったNissha独自の技術についての教育、新しい設備や製紙工場の見学、さらにはWeb制作とそのトレンドについてなどの全般的な教育も行っています。一方、サプライヤーの皆さまと共に学ぶ研修会ももうけています。品質についての監視・予防、記録のとり方やトレサビリティ、環境や情報セキュリティなど、幅広いカリキュラムで実施しています。
環境管理物質管理基準
NISSHAは、2006年度に「環境管理物質管理基準」を制定いたしました。これは、使用禁止物質や規制物質を明確化することで、法令順守の徹底と地球環境への影響の軽減、人体を含む生態系への影響の軽減に取り組むことを目的としています。お客さまのご要望を満たす管理基準を設定しており、適時ご要望の変化に対応するため改定作業を行っています。
情報セキュリティ基本方針
お客さまからお預かりした情報や個人情報など、重要な情報資産についてのセキュリティ確保は最重要課題です。NISSHAは信頼性と安全性の高い情報セキュリティマネジメントシステムを構築し、その維持・改善に努めています。情報セキュリティについての基本的な考え方を「情報セキュリティ基本方針」として制定(初版は2005年に制定)し、社内ネットや、職場での掲示などで、全ての社員に周知しています。
情報セキュリティ基本方針
Nisshaグループは国内で行う生産・開発・販売・管理において、自社の業務情報及び事業活動を通じて保有するお客さま・サプライヤー・社員などの情報資産を脅威から保護し、信頼性と安全性の高い情報セキュリティマネジメントシステムを構築して維持・改善する。また、情報セキュリティに関わる内外の要求事項を考慮し、すべてのリスクを受容可能なリスク水準以下に軽減する。
- 情報セキュリティ目標の設定・実施・見直しにより情報セキュリティマネジメントシステムの継続的改善を図り、情報の機密性・完全性・可用性を維持・改善する。
- 情報セキュリティ法令又は規制の要求事項並びに契約上のセキュリティ義務を順守する。
- 情報セキュリティに関するリスクを合理的に評価する基準とリスクアセスメントの方法を確立・改善してリスクの軽減を図り、企業発展に寄与する情報セキュリティレベルを維持する。
- Nisshaグループで働くすべての人に情報セキュリティ基本方針を周知し、情報セキュリティに対する意識高揚に努める。
情報セキュリティの取り組み
社内研修会の様子
お客さまや社会からの情報セキュリティへの期待、IT技術の進歩による利便性とリスク増加に対応できるように情報セキュリティマネジメントシステムのレベルアップに取り組んでいます。
社会的に顕在化した問題点に対しては、「情報セキュリティ予防処置連絡書」を発行して、部門での管理状況点検と予防処置を推進しています。また、身近に潜在する問題点の対応として、いろいろな角度からリスクアセスメントを行い、対策のレベルアップを進めています。
情報セキュリティは、物理的な管理、システムでの管理と併せて社員一人ひとりの意識向上がポイントと考え、新任者教育、実務者教育など階層別の教育プログラムを設けて実施しています。これらの取り組みなどを掲載した「情報セキュリティ関連トピックス」を定期的に発行し、当社のポータルでも紹介して社員の意識向上を図っています。
表彰されたNissha製品
Nissha IMD箔搭載のノートブックPC、HP Mini StudioTord Boontje、Black &Silverが、世界の工業製品を対象に優れたデザインに与えられるデザイン賞のひとつである、IFデザイン賞金賞を受賞しました。
また、Nissha USAの子会社であるEimo Technologiesが生産しているHONDA AcuraのパーツDoor Trimが、お客さまのTs Techから表彰されました。
HP Mini 110 by Studio Tord Boontje
Ts Techから贈られたトロフィー